その3: とりあえず英語大事 − 英語対策じーなバージョン

英語は好きだったし得意科目でもあった。

でもやっぱりダメでした。アメリカ人大学生の英語わかりません。速すぎます。

私が交換留学した大学は、当時日本人が6人しかいなくて
他の国からの留学生も少なく、
しかも、カフェテリアにESLの先生がたまに見回りに来て
日本人や留学生同士でかたまってご飯を食べていると
「散れ」
と言われる。

そんなわけで、到着した次の日から、何でもいいから誰でもいいから
アメリカ人のテーブルに混ぜてもらっていた。

これがほんとに辛かった・・・。

今まで当たり前にやってきた表現理解。
それが当たり前でなくなることは、
今までの自分をそっくりそのまま日本に置いてきてしまったような感じだった。

通じればとにかくOK!っていう考え方もあるし、そうやって心から入ってくのも一つのやり方。
でも、私の場合、日本語を話している時と英語を話している時の自分のギャップの大きさに
とにかく息切れ目まいを起こしていた。

まあ、そんなことを言っていてもご飯がおいしくなくなるだけなので、
とりあえず1日3度のカフェテリアトーク対策としてまず最初に始めたのが・・・でる単です。

そうです。「試験に出る単語」です。
じーな世代の受験生たちはみんな持っていた(と思われる)「でる単」。
これを、一日100語ずつ、声に出して(ここポイント、発音とリスニング両方の練習になる)
徹底的に覚えていった。

でる単の単語が試験に出たかどうかはよく覚えてないけど
「カフェテリアに出る単語」としてこれがまた結構役立った。

「でる単」攻略後に臨んだのは、駿台予備校が出していたこれまた受験用の構文集。
これにのってた700余の例文を、これまた夜な夜な音読で徹底暗記。

これが想像以上の効力を発揮した。

日常会話の中だと、単語と文法と関係または配列って、
実は結構限られているということが発覚。
もちろん言語の公式に当てはめれば、意味をなさない文を無限大に作るのは可能だけれど、
実際はそうじゃない。

だから、単語と文のパターンが頭に入っちゃえば、あとは表現も理解も、穴を埋めていく作業。
「こう始めたらこう終わる」っていう公式に当てはめるだけ。
そうなってくると、表現理解のプロセスがかなり単純化されて、
「自動的に」行われているような感覚になる。
まあ、ほんとの自動化というのは、公式の存在さえ意識しない状態=ネイティブってことだと思うけど、
とりあえずそのときはプロセス単純化により、息切れ目まいが緩和された気がした。

というわけで、受験参考書、あなどれません。